270-30のSimulation

  • 270-30に於けるLogic Simulationの効果について(中間報告) 昭和41年3月28日付けの報告書です。
    その1 その2 270-30は ICを1000個使用したマシン プリント板 45枚 回路図80枚の規模。
    シミュレータは LOS-3 論理式を1000まで処理できる。270-30がほとんど全部入る。
    シミュレーションの速度は1クロック 3秒 コンパイル時間は6分 機械は 日本生産性本部(JPC) のF-222を使用した。
    その3 左中の押印のある、演算回路の成果報告
    その4 その5 その6 山根の押印のある制御部分の成果の報告

  • 270-30に於けるLogic Simulationの効果という 昭和41年9月5日付けの報告書です。
    その1 その2
    このころは、実際の270-30を試験中で、 6-7割ほどの部分が試験が済んでいた状況での報告。
    シミュレーションで35件の論理ミスを見つけてあったが、 これまででは、16件の設計ミスが見つかっている。 これらの設計ミスのほとんどは、非同期回路など入出力接続の部分でシミュレーションをしていなかった部分である。

    反省として
    ・シミュレーションはあくまで、受身のものであるので、設計手順を整備して誤りなく設計でき、人間チエックをやり易くすること。
    ・例外条件 特殊条件のため、有限の計算機タイムでは限られた範囲しかシミュレーション出来ないし能率がどんどん下がるので なんでもシミュレーション出来ると思うと大間違いである。
    ・シミュレーションをするからといって、今までやってきた人間によるチエックをゆるめる事は許されない。