オアシスの学会発表論文と親指シフトキーボード

昭和53年(1978年)から昭和54年にかけて、オアシスの基礎的な研究をしました。 それを学会に発表したのが これらの資料です。



  • 人間に相応しいかな入力方式の考察その1(JPG 80KB )

  • 人間に相応しいかな入力方式の考察その2(JPG 80KB )

    1978年春の情報処理学会での発表です。まだ手書きの論文です。 文章を考えながら入力するには、入力装置としてはどのような特性が必要かを論じたものです。 また、5本の指の同時打鍵を使ったキーボードの実験を行い、同時打鍵の可能性があることが分かりました。 この時はすでに、親指シフトの開発をしていました。
    実験に使ったキーボードの写真


  • 親指シフトキーポードその1(JPG 80KB )

  • 親指シフトキーポードその2(JPG 80KB )

    1979年 オアシスの試作機をビジネスショウで参考出品した後に親指シフトキーボードについて発表しました。 配列はOASYS100のものと同じです。変換キーは区切りキーとなっており、一つでした。このあと、変換と無変換の二つのキーに なりました。1989年春の情報処理学会での発表です。ミニコンでの試作機が動いておりそれで作った論文です。

    親指シフトの実験機の写真
    池上君が秋葉原で電卓のキーボードを買ってきてそれを手細工で作ったものです。 実際にミニコンに接続して、これでキーボードの練習を行い、実際に親指シフトが使えることを確かめた記念すべきものです。
    論文の中で、6人が毎日少しずつ練習して入力速度を調査したキーボードがこれです。
    キートップの写真
    真ん中の列で、上の文字が「はときいん」下の文字が「みおのょ」となっているのが分かります。 現在の刻印とはちがって、同時打鍵側が下側に書いてあります。紙に文字を書いて、セロテープで貼ってあります。 このように、最初から文字配列は現在の親指シフトキーボードの配列と同じものでした。
    今も保存している親指シフトキーボード です。79年春ビジネスショーに出展した試作品のもの。

    オマケの写真
    手の形のキーボードの写真
    1978年の夏、手の形のようにキートップを配列したキーボードを試作しました。 配列は親指シフト配列のものです。しかし、これはアイディア倒れで、実用にはなりませんでした。
    えっどうして(笑)?
    この試作キーボードが出来上がってきたら、たちまち会社の中で黒山の人だかりです。 やはり形が奇妙なものだと、チョット商売にはならないナとその時感じました。 また、現在のキーボードはアメリカで100年以上の歴史があって、使われています。それを尊重しようという気持ちになりました。 と言うような経緯で、このキーボードは内部の電気回路も完全に作ってあったのですが、結局は全然テストもしませんでした。
    親指シフトのビデオ資料
  • 放送大学のキーボードの話です。

    親指シフトキーボードが平成2年度の全国発明表彰で表彰されました。
    これはこのとき表彰された発明についての紹介です。 発明賞・日本語入力キーボードの発明となっています。
    また、銀のメダルを頂きました。
  • これが表面です。 文字はラテン語で、次の言葉を表しています。  われ天国の鍵をなんじに与えん、およそなんじが「地にて縛ぐところは天にも縛ぎ、 地にて解くところは天にても解くなり」  (マタイによる福音書16-19)
  • これが裏面です